HLDC院長手塚充樹のブログ

健康寿命延伸型歯科医院実現へ向けて

実体験。ビタミンCを始めとする栄養素の風邪予防(治療)効果。

歯科医師の手塚 充樹です。

 

 

高用量のビタミンCと風邪について

 

 

今回は私自身の実体験についてお話します。

 

 

高用量の栄養素によって、自分の風邪症状を改善できた話です。

 

 

オーソモレキュラー(分子整合医学)という医学の知識にふれてから、ある意味実験的に自分の身体にサプリメントを投与して健康状態に良い効果が現れるかどうかを試してかれこれ1年間以上になります。

 

 

最近、東京には大寒波が訪れたり、インフルエンザのB型が大流行しているようで、私の周りの人達でもインフルエンザに罹患している方々が実際にいらっしゃいます。

 

 

知らず知らずのうちに電車の中や、街中、私の場合は仕事場の医院内などで、インフルエンザや風邪のウィルスに感染してしまった方とも接触しているわけですよね。

 

 

今、私がこのブログを書いている電車内でも、両隣の方がマスクをしていて恐らく風邪を引いてグスングスンいっていてヒヤヒヤしてます...^^;

 

 

先日、私の身体に異変が起こりました。

 

 

今まで、サプリメントの効果か、めったに風邪をひかなくなって、なんか風邪っぽいと思ってもちょっと身体に?マークがつく程度で勝手に良くなってしまっていたんです。

 

 

しかし、今回ばかりは、なんだかおかしい。

 

朝の起床時から頭痛の1歩手前のような違和感と、ダルさ、ちょっとだけ寒気、測っても熱はないんですが、外はめちゃくちゃ寒いし仕事場も自分が医院についてから暖房で温まってくるまでけっこう時間がかかります。

 

 

だんだん辛くなってきたんですが、患者さんが来院されてきているので平静を装いいつも通りを意識して患者さんと会話をせざるを得ない状況。

 

 

「どうしよう。辛いな~...」と思いつつ、、

 

 

そこで思い出しました

 

 

「そういえば、ビタミンCは濃度によって現れる効果が違って、ビタミンC3000mgの摂取で風邪予防効果が得られる!!!」

 

 

という情報を。

 

 

 

カバンの中にいつも入れてあるビタミンC1000mgの顆粒サプリメント

 

 

 

「3包一気に飲んでみるか!(ビタミンC1000mg×3包=3000mg)」

 

 

ビタミンCを点滴投与じゃなくて、内服投与で3000mgでも効果が出るのかどうかわかりませんが、とにかく今元気になるためにやるしかないと思って、3包一気に飲んでみました。

 

 

 

そうしたら、朝から昼に向けて少しずつ感冒症状(ゾクゾクしたりダルい感じ)は改善してきました。

 

 

 

カバンに入れてあったビタミンCはそれで飲み干してしまったので、

 

 

昼食のあとは念の為、これまた風邪予防に定評のあるビタミンDサプリメントを服用しました。

 

 

あとは、昼食に摂取した糖質をエネルギーに変換するために必須のビタミンB群のサプリメントも欠かさずに飲みました。

 

 

それでなんとか1日の診療を乗り切ることが出来ました。

 

 

 

しかし、「まだイマイチ本調子ではないな...」

 

 

という感じで気力はまだ元気な時には戻りませんでした。

 

 

次の朝、まあまあ元気になりましたが、頭がボーッとする感覚などまだまだ絶賛不調中って感じでした。

 

 

そこで、

 

 

「もう一発、ビタミンC3000mgいってみるか」

 

 

と思い立ち、朝から3包一気に服用しました。

 

 

 

すると、元気になったわけではありませんが、その日の仕事は問題なく乗り切れましたし、

 

 

その日の仕事の中には深い親知らずの抜歯手術なども含まれていましたが、問題なく集中して行うことが出来ました。

 

 

そして、その日の夜は家でゆっくりしながら就寝しました。

 

次の日。

 

ビタミンC3000mgを2日服用して、症状はかなり改善し、その日は親知らずの抜歯手術などを中心として手術ばかりを行う日でしたがしっかり元気に集中して行うことが出来ました。

 

 

そして、念の為、ダメ押しのために

 

ビタミンC3000mgを3日目も服用しました。

 

 

 

私の場合は、代診の先生がいるわけではありませんので、安易に休むわけには行かない状況ですので、

 

 

内科の先生にもお世話にならず、栄養素の補強によって症状を改善できたことは大変助かりましたし、風邪を自分の身体で治しているため、なんだか症状改善後もスッキリです!

 

 

熱が出てしまった場合など、すぐに解熱剤を使って熱を下げて楽になろうと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、

 

熱を上げることでウィルスをやっつけようとしている状態

 

なので、相当辛い熱で動けない場合など身体に危険が及ぶ場合を除いては、しっかり発熱してウィルスをやっつけて風邪を退治したほうが早くすっきり治ります。

 

 

今日の自分は昨日食べたもので出来ている。

 

会社で働いている周りのお仕事仲間に風邪をうつさないようにするため。

 

自分のお客さんに風邪をうつさないようにするため。

 

自分の子供に風邪をうつさないようにするため。

 

 

 

身体を補強してあげる意味で、高用量のビタミンC摂取などはオススメできる方法なのかなと思う今日この頃でした。

 

 

 

 

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手塚 充樹 

Mitsuki Tezuka

歯科医師 博士(歯学)

D.M.D. Ph.D.

ヘルシーライフデンタルクリニック院長

   

 

マウスピース矯正の利点と欠点

歯科医師の手塚充樹です。

 

今回は、マウスピース矯正(インビザライン)についてご紹介したいと思います。

 

 

従来の治療法としては、成人が矯正治療をする場合は、歯の表側(唇側、頬側)にブラケットという装置をつけ、そこにワイヤーを通して歯を動かすというのが一般的でした。

 

しかし、新たな治療法として、歯の裏側(舌側)にブラケットを着けてワイヤーを通す方法であるいわゆる裏側矯正や、今回ご紹介するマウスピースを用いて歯を動かすマウスピース矯正などが登場してきました。

 

現在では一般の方々の認知も広まり、「裏側矯正やマウスピース矯正で矯正治療を行いたい」「ワイヤーの表側の矯正はやりたくない」などの声を患者様方からよく聞くようになりました。

 

マウスピース矯正の利点は?

 

マウスピース矯正の利点としては以下があげられます。

 

1.透明なマウスピースのような装置であるため、装置をつけていても他人から気づかれにくい

 

2.装置を取り外すことができるため、ワイヤー矯正と比較して食事がしやすく、歯のブラッシングやフロスによるお手入れなどがしやすい

 

3.画像や動画を用いて各段階での治療経過を把握できるため、治療期間を事前に把握しやすい

 

4.来院頻度について。ドクターが患者さんの状態によりフレキシブルに頻度を決定できる

 

5.装置が脱離してしまったり、急患対応が必要となることが少ない

 

 

 

 

マウスピース矯正の欠点は?

 

1.歯並びの状態によってはマウスピース矯正だけでは治療期間が長くかかってしまう場合がある

 ワイヤー矯正も併用することで解決可能ですが、マウスピース矯正では良好な治療経過が期待できない場合には、ワイヤーを用いた矯正治療をおすすめすることがあります。

 

 

 

以上、簡潔にですがまとめさせていただきました。要注意な点は、歯の並べ方と、マウスピース矯正で対応可能な歯並びなのかどうかの診断が重要と考えます。

気になる方はお気軽に一度ご相談にいらしてくださいね。

 

 

 

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手塚 充樹 

Mitsuki Tezuka

歯科医師 博士(歯学)

D.M.D. Ph.D.

 ヘルシーライフデンタルクリニック院長

healthylife-dental.com

歯をなるべく・・・「削らない、抜かない、神経を取らない」シリーズ

歯科医師の手塚充樹です。

 

今回は、歯をなるべく 「削らない、抜かない、神経を取らない」シリーズです。

 

私がそう考える理由と治療方針についてお話したいと思います。

 

今回は「歯をなるべく削らない」ことについてターゲットを絞りお話したいと思います。

 

 

1.歯をなるべく削らない

 

虫歯ができていることを知った時、皆さんはどのように考えるでしょうか。

 

削って治さなければならないという場合、「あきらめて、早めに治すか」とか、「歯を削るあの音とか、麻酔でチクッと痛かったり、あとで唇が腫れているみたいにしびれが残るのも嫌だなー」とか考える方もいらっしゃるかと思います。

 

実は、むし歯は、できたものをすべて削って治すべきかというとそういうわけでもありません。

 

慢性化させて、歯が自分で自分を守るかのように、神経が新たな歯(象牙質)を作り、刺激や虫歯の進行を食い止めることもあります。

 

虫歯ができていたら、虫歯の部分を削り取って、何かで埋めればよいのではないかと考えることが普通かと思いますし、実際に最小限の歯を削り、埋める処置が必要なこともあります。

 

しかし、歯をなるべく削らずに残した方がよい理由があります。

 

次の3つの理由により、歯を削ることで、「次のむし歯」を作りやすくしてしまうからです。

 

①歯にヒビが入る

歯の表面のエナメル質というガラスのような素材がひび割れるように亀裂が入ってしまうことが知られています。

 

②詰めたところに自分の歯との境目ができる

材料と歯の間の境目ができることにより、経年的に境目のところがずれたり合わなくなるリスクと隣り合わせの状態になります。

私たちが日ごろ用いている拡大鏡などで観察して、もし詰め物と歯の間にずれが生じていたり、隙間が空いていたら、私たちのお口の中に住んでいる常在菌の大きさからすると簡単に出入りできるようになってしまいます。

 

③隣の歯に傷がついてしまうことがある

この3つ目の理由に関しては、歯科医の技術的な部分もあるかと思いますが、私たちが日ごろ行う処置はいわゆる「外科処置」であり、手先で行うものです。手術でもなんでもそうですが、治療結果に「絶対」はありません。

また、むし歯の治療の際に、隣にある健康な歯に傷がつくことによって新たなむし歯ができる可能性を指摘する声があるのも事実です。

むし歯になっている隣の健康な歯に、歯を削るための器具が少しでもカスったり触れてしまうリスクというものはあります。

 

 

他にも理由をあげようとすればあがってきますが、なんとなく歯を削るデメリットについてご理解いただけたでしょうか。

 

 

歯を削らずにどうやって治すのか?

 

 

じゃあ、歯を削ったりしないでどのようにしてむし歯を治すのかということについてお話していきたいと思います。

 

1.お口のなかのむし歯の病原菌や、自分の唾液の質を調べてリスクがどの程度あるのかを知る

 

必要に応じて唾液検査を行うことで、むし歯の病原菌の数や、唾液の質(酸性度、緩衝能)などを知ることができます。

 

むし歯にたいして悪さをする攻撃側(細菌)とむし歯から歯を守る防御側(唾液の質)を調べることで、むし歯になりやすい原因を探るのが目的です。

 

 

2.細菌数を減らし、お口の中の細菌の質を変える

 

お口の中の食べカスが放置され、お口の中の細菌が集まったような歯垢も、数か月もすれば菌の種類が変わって悪玉菌の割合が増えてくることいわれています。

特に、酸素が行き届かない場所で育つ嫌気性菌という菌には要注意です。歯の間などにそのような菌が多いと、酸性な環境がつくられ、歯が溶けていき、むし歯になってしまいます。

まずは、お口の中の古い歯垢を取り除き、悪玉菌の数を減らし、善玉菌を増やし、むし歯になりにくい環境を作ることが肝心です。

 

 

3.栄養について理解を深め、日頃から摂取している栄養素について知る

 

今回は、むし歯についてターゲットを絞ってお話していますので、この場合栄養素で気を付けなければならないのは砂糖です。

 

歯がしみる症状が強い時、砂糖の摂取を制限することで痛みまで治まってしまうこともあります。この単純で簡単に実践できる痛み止め効果には、最初は私も驚きました。

 

 

WHOが提唱する砂糖の摂取量の目安も、1日25グラム以下が良いのではないかと言われていますが、私たちが日ごろ日本で接する飲食品は、砂糖を摂取しすぎてしまう傾向にあります。

大体の目安としては、ティースプーン6杯程度の砂糖にとどめるべきだと考えて頂いてよいと思います。

 

 

ドイツでも統計調査が行われましたが、砂糖の摂取量が多かった人たちは、年間の歯科医療費もその他の人に比べて12000円程度高かったというデータもあります。

 

日頃から、何気なく摂取しているものにも知らず知らずのうちに砂糖が含まれています。場合によっては、健康のために飲んでいるサプリメントやヨーグルトなどにも砂糖が多く含まれていることがあります。

加熱したはちみつや糖度が高い果物や濃縮還元のジュース、清涼飲料水、甘い炭酸飲料、缶コーヒーなど挙げればキリがないくらいに、糖を多く含むものはあります。

 

砂糖を日頃から多く摂取することは、むし歯をつくることだけにはとどまりません。

 

血糖値の上昇や下降を繰り返すことによって、老化や肥満、歯周病、糖尿病などの疾患にも関連しますし、マイナスに働くのは歯だけではないです。

 

むし歯ができた場合、歯がむし歯になったことで身体へ警告を出してくれていると考えてもよいくらいです。

 

砂糖の摂取は、脳内から幸せなホルモンが出るため、その瞬間人間は幸福感を感じ、疲れが取れたような「錯覚」を起こすことが知られています。

 

また、血糖値が下がれば、お腹の中にはまだ消化しきれていない食べ物が残っているのに空腹感を感じますし、また、脳内を気持ちよくするために依存性が出てきます。

 

今や、アメリカなどでも低糖質ダイエットは様々な種類がありますし、糖質を制限することに対して異論ももはやそこまで出ていない状況です。

ヨーロッパでは、果物の糖度を国が制限している場合もあるそうです。

 

糖の摂取については、身体のことを考えてもむし歯をきっかけに気を付けていけたら素晴らしいと思います。

 

 

4.どうしてもむし歯ができて削らなけらばならない場合は、なるべく削らずに治すか、長持ちする材料を選ぶ

 

どうしても治療をしなければならない歯が存在するのも事実です。

 

その場合は、可能な限り歯を削らずに削った部分だけを埋めるコンポジットレジンという材料を用いるか、コンポジットレジンの材質では強度的にもたないという場合はセラミックやゴールドなどを用いて修復することが、長持ちをさせることに役立ちます。

 

一度削ると次のむし歯をつくりやすくなってしまうため、いざ削る場合にはしっかりと次のむし歯を作る可能性を下げる努力をするべきと考えます。

 

セラミックがなぜ良いかという点については、ただ、歯を似ていてきれいだからというように考えるかもしれませんが、実はそれ以外にも重要な良い点はあります。

 

主に保険診療適応の銀歯で知られる金属アレルギーのリスクがないのも利点です。

 

また、加熱膨張といって、歯も材料も加熱をすると膨らみます。

セラミックと歯は加熱膨張する度合いが似ています。

その膨らむ度合いが、歯に似ていることで経年的なズレを最小限に抑えることが可能と考えられます。

 

 

保険適用かそうでないかということによって、治療方針を決定することは少しもったいない気がします。

 

長く使っていける歯の方が、将来的な治療費や、治療時間、病院へ通うための交通費などは安く抑えられるケースも少なくありませんので、しっかり相談していきながら決めていきたいですね。

 

 

次回は、歯をなるべく...「削らない、抜かない、神経を取らない」シリーズのつづきを記せたらと思います。

 

 

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手塚 充樹 

Mitsuki Tezuka

歯科医師 博士(歯学)

D.M.D. Ph.D.

 ヘルシーライフデンタルクリニック院長

healthylife-dental.com

   

妊娠は口もとから!赤ちゃんを守るため、ケアは大事。

どうも、歯科医師の手塚充樹です。

 

 

妊娠は口もとから!お口の中のケアはとっても大事

 

 

 

 

今回は、妊娠のためのお口の中のケアについてお話したいと思います。

 

 

妊娠準備期から、妊娠前期~後期、産後に渡るまで、お口の中をピッカピカにしておく(夫婦共々ピッカピカにすることが重要)ことで、早産や流産のリスクを下げることができます。

 

 

お口の中の細菌が多かったり、身体に対して悪さをするいわゆる悪玉菌の割合が多かったりした場合には特に注意が必要です。

 

 

なぜかというと、歯ぐきから血が出ると、血管から全身を細菌が巡り歯原性菌血症の状態になり、胎児まで到達することが明らかにされているからです。

 

 

歯原性菌血症ってなに?

 

菌血症とは、全身の血管内に細菌が巡ってしまうことを意味します。

 

もし、たくさん細菌がいる状態で歯ぐきから血が出るようなクリーニングなどをした場合

 

約70秒後には腕の静脈から菌が検出されてきた

 

ということも明らかになっています。

 

 

 

脅威的なスピードだと思いませんか??

 

 

歯科医師の僕ですら、まさか70秒後には腕の血管まで細菌が到達するだなんて思いませんでした。

 

 

 

歯ぐきの出血は、歯ぐきだけの問題だと思ってしまいがち。

 

実は、全身に影響を及ぼしているんですね。

 

 

細菌は胎児(お腹の中の赤ちゃん)にまで到達する?

口腔子宮感染とは?

 

 

お口の中の細菌叢において、悪玉菌(歯周病原菌など)が多くいる状態で、歯ぐきから血が出ると、全身に細菌が巡ってしまうことはお話しましたね。

 

 

その全身を巡った細菌ですが、実は母体の身体の中だけでは留まらず、胎児の方まで到達してしまうことがわかっています。

 

 

ある研究で、死産してしまった胎児を調べたところ、かなりの腐敗臭がしており、細菌検査をしたところ、口腔内にしかいないはずの細菌が大量に検出されたんだそうです。

 

母体の口の中から細菌が血管に入り、全身を巡って赤ちゃんを死なせてしまったわけです。

 

 

これだけ危険な菌血症ですが、

 

100歩譲って、頻繁に起こる菌血症によって赤ちゃんを死なせてしまうほどの重症な状態は稀だったとしましょう。

 

 

しかし、菌血症が頻繁に起こることによって、身体の中では弱い慢性炎症が起こり、血糖値のコントロールに影響を与えたり、肥満に繋がったりしてしまうことも知られています。

 

 

また、特に妊娠中期~後期にかけては、胎児がかなりの量の鉄分を母体から欲しがるなんていうことも言われていますが、実は、細菌達も活動するために鉄分を必要としています。

 

血液に含まれる鉄分は、細菌の大好物です。

 

 

ですので、母体は、胎児にたくさん鉄分を供給してあげなければならないのに、細菌感染が頻繁に起こっているような状況では、細菌からも鉄分を奪われてしまい、母体は鉄欠乏の状態に陥ってもおかしくありません。

 

 

また、鉄分と精神状態の安定への関連もよくわかってきており、お母さんの鉄欠乏状態が産後うつへ繋がることがあり、赤ちゃんに対して十分な愛情を注げなかったり、赤ちゃんと仲良しになれないことが多くなるという研究結果もあります。

 

 

せめて、自分が頑張って食品やサプリメントから摂取した鉄分は、

 

細菌じゃなくて、赤ちゃんの身体と母体の身体のために使いたいですよね。

 

 

鉄分の有効活用のためにも口腔のケア・クリーニングは大事なのです。

 

 

歯周病原菌は口から口へうつる?

 

 

冒頭で、夫婦共々お口の中をピッカピカにして妊娠に望んだ方がよいことをお伝えしました。

 

 

それは、お口の中の菌は、唾液を通じて人から人へうつるからなんです。

 

 

せっかく、女性がお口の中をピッカピカにして妊娠に望んでいても、お相手の男性のお口の中が重度の歯周病にかかっていたり、大量の古い歯石を溜め込んでいたりしたら効果も半減してしまいますよね。

 

 

ですから、夫婦一緒にお口の中をピッカピカにして、栄養と愛情をたっぷり赤ちゃんに注ぎ込める準備をしてあげることはとっても大事です。

 

 

それでは、今日はこの辺で!

 

 

 

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手塚 充樹 

Mitsuki Tezuka

歯科医師 博士(歯学)

D.M.D. Ph.D.

 ヘルシーライフデンタルクリニック院長

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新しい歯垢と古い歯垢の違いとは?

どうも、歯科医師の手塚です。

 

今回は、「新しい歯垢(しこう)と古い歯垢についてお話したいとおもいます。

 

歯垢は別名、「プラーク」とも呼びます。

 

身体のために、古い歯垢を放置しない方がよい理由があります。

 

なんで定期的な歯のクリーニングが必要なのかということもお伝えします。

 

そもそも歯垢ってなんでしょうか。

 

テレビでも歯ブラシや歯磨き粉のCMで言われているかもしれません。

 

歯垢とは、

 

歯の表面に付着している、白色または黄白色のネバネバした物質です。 1mgには1億個以上の細菌が存在しています。

 

とあります。

 

 

1mgに1億個以上の菌がいるっていうこと自体凄い数だなーと思いますよね。

 

 

今回の話は、いわゆるお口の中の善玉菌と悪玉菌のお話です。

 

ヒトは、菌と共に生活しているので、何億、何兆という菌がお口の中にいることは自然なことです。

 

重要なのは、悪玉菌の割合が減ることです。

 

 

悪玉菌とは??

 

ヒトは何兆という数を超える菌と共に生活していますが、それぞれの菌に役割があることがわかっています。

 

ヒトの健康にとって良くないことが起こったりするものを悪玉菌としています。

 

当然、歯周病になりやすくなるとかそういうお口の中の弊害だけならまだ許せる?のかもしれませんが、もっと大変なことが身体の中で起こります。

 

では、どんな意味で悪玉なんでしようか。

 

1.薬を効かせたくても効かない

 

実は、その他の菌や、善玉菌とされている菌に比べて、600~700倍くらい薬が効きにくいということがわかっています。

 

歯磨き粉や、マウスウォッシュに薬用成分が入っているから大丈夫だと思いきや、ここまで効かないとなると、器具を使って落とす必要が出てきそうですよね...

 

 

2.放置しているだけでも炎症を誘発してしまう

 

この、悪玉菌たち、主にはグラム陰性桿菌と呼ばれる菌が主体で、細長い形をしているのですが、ウヨウヨと素早く動くものもいれば、静止しているようにみえるものもいます。

 

これらの菌は毒素を出します。

 

毒素が歯ぐきに侵入してきたと知った人間の身体は炎症を起こして対抗しようとします。

 

この時点ですでに、普通に生活している間もお口の中に炎症を持っていることになります。

 

 

3.血管の中にも菌が侵入する

 

歯を磨いている時などに、歯ぐきから血が出た経験はありませんか?

 

そんなときに起こるのが歯原性菌血症という状態で、血管の中に菌が侵入します。

 

 

血管の中に菌が入ってしまうと、色々な弊害があります。

当然、血管の中でも身体は入ってきた菌に対抗しようとしますから、血管でも炎症が起きます。

 

歯科発 ヘルシーライフプロモーション~食育・生活習慣指導と栄養管理~ 花田信弘監修より引用

 

あまり何回も菌血症を繰り返していると、アテロームといって、血管の中にゴミのようなものが付着していってしまうこともあります。

 

 

結果的に、血管が脆くなったり硬くなる原因を作り出します。

 

この時点で、お口の中だけではなく、身体の中で炎症を持っていることになります。

 

 

 

 

4.血管の中にゴミが溜まり、動脈硬化などの原因になる

 

血管の中で炎症が頻発してしまうと、血管内皮炎という炎症が起こるだけではなく、アテローム形成といって、血管の中にゴミが溜まるような状態になります。

 

このゴミが凝り固まったり、血管の中にできたかさぶたのような物が引っかかってできた病気が、動脈硬化脳梗塞心筋梗塞などです。

 

この時点で、お口の中の状況が引き金になり、全身の病気につながったことを意味します。

 

 

お口の中の菌のことをケアしなかったことで、こんなことが毎日毎日繰り返し起こっていると考えて下さい。

 

 

 

歯科発 ヘルシーライフプロモーション~食育・生活習慣指導と栄養管理~ 花田信弘監修より引用

 

防ぐには、どうしたら良いか?

 

 

 

あまりたくさんの汚れがついている方の場合は、1度しっかりと徹底したクリーニングを行う必要があります。

 

1度は綺麗になったけど、食生活の内容や、歯並びの関係、歯磨きの習慣などの問題で

 

汚れが溜まりやすい方は、

 

 

70~90日くらいに1回は歯科医院で悪玉菌を排除しましょう

 

ということになります。

 

歯科医院で、「3ヶ月に1回は歯石をとりましょう」と促されたことはありませんか?

 

個人差はありますので、その方に合った適切なお掃除のタイミングを見つけてあげることは歯科医院側の大切な仕事だと思いますが、

 

要するに、上記で述べたような、身体に対する不幸が振りかからないようにするための手段の一つと考えて頂ければ幸いです。

 

ご自宅でお口の中のケアをするための味方は、歯磨きやフロスなどの他にPOICウォーター(タンパク分解型除菌水)も治療の一環としては有効と考えます。

 

 

歯垢が溜まりにくい食生活や、虫歯ができにくい食生活や、歯周病になりにくい食生活などについては、また別の機会にお話したいと思います。

 

長文読んでくださり誠にありがとうございます。

 

 

最後に私が好んで説明に使用している図をご紹介します。

 

 

歯科発 ヘルシーライフプロモーション~食育・生活習慣指導と栄養管理~ 花田信弘監修より引用

 

メタボリックドミノといって、生活の悪習慣が引き金となり、病気が次々と引き起こされているということを表す図です。

 

 

なにを隠そう、この上流の小さなドミノに該当するのが虫歯や歯周病なのです

 

 

 

小さなドミノ元に戻す方が労力は少なく済みます。

 

今からでも、お口のクリーニングを始めてみませんか。

 

 

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手塚 充樹 

Mitsuki Tezuka

歯科医師 博士(歯学)

D.M.D. Ph.D.

 ヘルシーライフデンタルクリニック院長

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バカにしてはいけない。毎日の食事。栄養素と身体の健康について

どうも、歯科医師の手塚です。

 

今回のテーマは、私が日頃もっとも大事にしていると言っても過言ではない、「栄養素と身体と歯の健康」についてです。

 

 

栄養素が身体の健康に関わっているか、なんていうことは百も承知という方も多いかと思います。

 

しかしながら、「どの栄養素がどんな症状に有効か」もしくは、「どの栄養素がどんな病気に対して悪い方向に働きかけるか」などが新たに発見されてきています。

 

その中で、私が担当しているお口の中の領域、歯ぐきの病気である「歯周炎」や、歯の病気である「虫歯」についても当然、どんな栄養素が関わっているかはわかってきています。

 

更に言うと、「歯の治療を続けているけれども、なかなか良くならない」「歯の痛みがとれない」「歯ぎしりが治らない」「歯のグラグラが治まらない」「歯磨きの度に歯ぐきから血が出る」などの数々のお口の中の症状。

歯石を除去したりクリーニングをするような、アプローチだけでは改善がイマイチ見られないこともあります。

これらも栄養素の問題や、身体の状態の不調が単に歯や歯ぐきに現れているというように考えることもできます。

 

身体の状態を、栄養状態の改善などから整える方が、虫歯になった歯を片っ端から削っていくよりも、根本的に治癒するための近道じゃないかとも考えています。

 

また、身体の状態がひとたび整ってしまえば、その後それを継続することで、今後、ご自身の身体に起こり得る疾患の予防に繋がります。

 

逆に、砂糖の摂取量が1日25g以上の人は、歯科医療費が年間一人当たり10000円ほど高かったというデータもあるようですよ。

 

今回は、ヒトが健康的な人生を長く過ごせるようにしてくれる強力な味方「栄養素」についてお話したいと思います。

 

 

寿命には種類がある?

 

人間には必ず寿命がありますが、寿命には種類があるのをご存じですか?

大きく分けて、「健康寿命」と「個体寿命」があります。

 

健康寿命は、2000年にWHOが提唱した

「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」

と定義されています。

 

一方、個体寿命は、ヒトが生まれてから死ぬまでの期間です。一般的には単純に「寿命」と呼ばれているものです。

ちなみに、

日本人の2010年の平均寿命は男性が79.6歳、女性が86.3歳となっています。これは生まれたばかりの赤ちゃんが死ぬまでの平均期間を示しています。

 

あなただったら、健康寿命と、個体寿命だったらどちらを延ばしたいですか?

 

できれば病気にかからずに、 健康でいられる年数を増やしたくないですか?

 

少なくとも私は、自分の健康寿命を延ばしたいと考えています。

 

私の仕事は身体が資本ですし、代わりきかないことも多いので今日は風邪をひいたとか、今日はどこかが痛いとか言ってられません。

 

仕事を楽しみ、ハツラツと人生を楽しみ、仕事をリタイアした後の老後も他の楽しみを見つけて生きて行こうと考えると、どう考えても「健康寿命」を延ばすことは欠かせません。

 

そもそも、人間の生物学的な寿命って、理論上は130歳と言われているんです。

 

私自身が130歳まで生きてやろうと考えているわけではありませんが、少なくとも生物学的にはそんなに長くヒトは生きられるんだっていうことを知ったら、せめて90歳以上とかまで生きられたらいいなーとか考えるようになりました。

 

しかし、この日本という国の中で、「老衰」という形で亡くなる方はほとんどいらっしゃらないと思いませんか?

 

大多数の方が「病死」をしているのが現状です。

 

その事実に対して、あきらめ、流れに身を任せるのも一つの考えるかも知れません。

 

しかし、日々の食事の内容や身体に摂り入れる栄養素をしっかり選ぶことで、病気になる確率を下げられるとしたらなんとも嬉しいことではありませんか?

 

栄養素が、身体に影響を与える原理には、「エピジェネティクス」という学問が関係していると考えられます。

 

 

エピジェネティクスとは?

 

 

自分自身の身体の細胞が日頃から取り入れる栄養素を変化させることで、細胞のふるまいが変わります。

 

 

私はエピジェネティクスといって、細胞の周りの環境が変わることで、遺伝子の変化がなくてもその細胞の振る舞い(機能)が変わるという内容を研究していました。

 

私が行っていた研究は、ある骨の細胞を神経の細胞に変えるものでした。しかも、遺伝子の操作は行わずにです。

どのようにするかというと、骨の細胞を培養して、培養液(細胞を育てるための栄養素)を、神経の細胞を育てるための培養液に変えるだけです。

 

数日間で、細胞の形がみるみるうちに変化してきて、長細い楕円形をしていた骨の細胞が、どんどん先が鋭くなっていき、周囲の細胞とコミュニケーションを図るように突起を伸ばし、最後は神経のネットワークのように細胞突起が張り巡らされます。

 

要するに、この変化が起きたのは細胞が日頃摂取している栄養素を変えただけなのです。

 

栄養を変えるだけで、細胞がここまで大きな変化をとげるということを私は目の当たりにしてきたため、ヒトが普段摂取する栄養素をしっかりさせることで細胞をしなやかにしたり、炎症に対して強くしたり、状態を整えることは容易いことなのではないかと考えています。

 

だって、骨が神経に成り代わらせるほどの力が、栄養素にはあるのですから。

 

ちなみに、エピジェネティクスを詳しく説明すると、

 

エピジェネティクス(英語: epigenetics)とは、一般的には「DNA塩基配列の変化を伴わない細胞分裂後も継承される遺伝子発現あるいは細胞表現型の変化を研究する学問領域」である。 ただし、歴史的な用法や研究者による定義の違いもあり、その内容は必ずしも一致したものではない。

とあります。

 

 

栄養学の領域も、まさにヒトの細胞のエピジェネティックな変化を狙ったものとも考えることができるかと思います。

 

まだお話したいところですが、今回はここまでにさせて頂きます。

 

 

 

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手塚 充樹 

Mitsuki Tezuka

歯科医師 博士(歯学)

D.M.D. Ph.D.

ヘルシーライフデンタルクリニック院長

healthylife-dental.com

 

歯科医師の私が毛髪ミネラルを測定してみた結果

歯科医師の手塚です。

 

最近自分の毛髪ミネラル測定の検査を行いましたところ、結構とんでもない結果になりました。

 

ミネラルの基礎知識と共に結果をご紹介させて頂きます。

 

まず、「毛髪検査ってなに?

 

普段身体に知らず知らずのうちに摂取しているミネラルや、有害元素が毛髪に溜まります。

 

毛髪に含まれるミネラルや有害元素の割合を結果としてみることで、自分の栄養状態や、知らないうちに曝露していた、農薬や化合物や重金属の存在に気づくことができます。

 

場合によっては、うつ状態や、眠気、だるさ、内臓など臓器への負担がわかることもあり、何気に面白い検査だと思います。

 

 

自分の毛髪ミネラルと有害物質を測定した結果…

 

水銀が結構なハイレベルな値に…

 

 

 

実は、アルミニウムなども数値が若干高めに測定されたのですが、これはおそらくアルミ缶の飲料(ビールなど)をよく飲む場合には上がる可能性があると言われています^^;

しかし、水銀に関しては参考値の6倍程度なので、かなり高いです。

 

 

 

水銀はどこから体内に入る?

 

元々、日本人はアメリカ人と比較しても5倍程度、水銀の平均蓄積量が多いと言われています。

その理由は、食生活にあると言われています。

日本人は一般的には、魚をよく食べますよね。

お寿司やお刺身が好きな方も日本人では少なくないのではないでしょうか。

その中でも「まぐろ」だとか、「トロ 」と聞くと食べたくなってしまう方も少なくないのではないでしょうか。

実は、魚が成長するために食してきたプランクトン内に含まれる水銀が魚の身体に溜まり、その魚を人間が摂取することによって水銀が蓄積していきます。

「マグロ」「金目鯛」「サメ」「クジラ」など大きめの魚であればあるほど水銀の含有量が高くなる傾向にありますので、そのような魚を日頃から摂取することが多い方ほど水銀の蓄積量が多い可能性があります。

逸話ですが、お金がある人は高級なお寿司を食す回数が多いため会社の経営者の立場の方には水銀が多く蓄積されているだとか、金融系のお仕事をされている経済的に豊かな方の水銀蓄積量が多い傾向にあるだとかという話もあります。

 

では、なぜ歯科医師である私の水銀蓄積量が尋常じゃない数値を叩き出したのでしょうか。

 

私が魚マニアだから?

 

少なくとも、私は魚が好きですが、毎日は食べませんし、お肉の方がどちらかと言うと多いかもしれません。

 

その答えは、「アマルガム」にあると考えられます。

 

 

アマルガムとは?

 

アマルガムとは、主に、歯科領域では虫歯の治療の際に歯に開いた穴に詰める修復物として古くから用いられてきた材料です。

 

"広義では、混合物一般を指す。水銀は他の金属との合金をつくりやすい性質があり、常温で液体になる合金も多い。" -Wikipediaより引用-

 

"銀とスズの合金に銅や亜鉛を添加した粉末を、水銀で練ったものである。歯質との接着性はないが、硬化時に膨張するためぴったり患部をふさげることや、なにより手軽で安価なことが長所であるが、見た目が金属色(銀灰色)で目立つこと、そして水銀が溶け出すおそれがあることが短所である。"

-Wikipediaより引用-

 

アマルガムは生活している過程で徐々に溶けだすため、アマルガムが歯に詰まっている方も水銀の蓄積量が高くなる傾向にあります。

 

私は、歯の中にアマルガムを充填したことはありません。

 

なのに、なぜ水銀の蓄積量が異常値を示したのでしょうか?

 

答えは、患者さんのアマルガムを除去する度に曝露していたから

 

ということ以外には考えにくいかと思います。

 

アマルガムをドリルで削るとどうなるか?

 

熱が出て、気化してガスとなり吸気から吸収されていまう。

 

皮膚からの経皮吸収もされるといわれているため、飛び散った水銀の粒子が皮膚からも吸収されていった可能性も考えられます。

 

なので、本来は、患者さんのアマルガムを除去する際には、ドクターと介助者は長袖の服を着て、帽子、ゴーグルを装着し、ガスマスクのような大掛かりなものを被って除去を行わなければ、身体に吸収されるといわれています。

 

※写真はイメージです

 

本当にこんなような形のマスクです。

 

患者さんはラバーダムといってゴムのマスクのようなものをお口に装着し、お口の中で削ったアマルガムが口の中で飛び散って身体に入ってしまうのを防ぎます。

 

削っている最中は、口腔内バキュームおよび口腔外バキュームで飛び散ってきた水銀も吸引するようにします。

 

こんな大掛かりなことをしなきゃ除去できないようなもの、なんで歯に詰めちゃうんだよ...

 

患者さんも思うでしょうし、歯科医師である私も思います^^;

 

なによりも私の身体にめちゃくちゃな量の水銀が入っているわけですから...

 

では、こんな悲しい話はそろそろやめにして、そろそろ

 

水銀を身体から取り除くためにはどうしたら良いの?

 

という話に移りたいと思います。

 

が、長くなりましたのでそのお話はまた次回以降にさせて頂きます。

 

私は、現在、栄養素を用いて、身体に分子を送りこんで体質の改善を図る、オーソモレキュラー(分子整合学)の分野を勉強しながら、自分の身体から水銀を追い出そうとしています。

 

長文を読んでいただき誠にありがとうございます。

 

 

 

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手塚 充樹 

Mitsuki Tezuka

歯科医師 博士(歯学)

D.M.D. Ph.D.

 

ヘルシーライフデンタルクリニック院長

healthylife-dental.com