HLDC院長手塚充樹のブログ

健康寿命延伸型歯科医院実現へ向けて

当院でのコロナウィルス対策

どうも、歯科医師の手塚充樹です。

 

近日、まだまだニュースに情報が挙がってくるコロナウィルスについて記述します。

 

当院では、塩と水を電気分解させた機能水(POICウォーター)と高濃度ビタミンCでウィルス対策

 

当院においては、次亜水(塩と水を電気分解させた機能水)を治療に用いています。

患者様に治療前に電解水でうがいしていただくことで診療をスタートし、歯科用ユニットの水には除菌水を使用しているので、飛沫感染エアロゾルによる感染)を防ぐようにつとめております。

 

 

 

「ウィルス」と「細菌」は違う

 

アルコールによる手指消毒や消毒薬によるうがいも効果的であるといわれています。

 

殺菌という意味では70%アルコールも効果的ですが、ウィルスはタンパク質を相手に退治をする必要があります。

 

「タンパク分解型除菌水」といわれている塩と水を電気分解させた次亜水(POICウォーター、ポイックウォーター、Professional Oral Infection Control Waterと名付けられている) では、殺菌とたんぱく分解の両方の能力を持っている点で機能水の中でも特徴的な性質を持つといわれています。

 

物に対するウィルス対策では次亜塩素酸が有効といわれています。

 

しかしながら、次亜塩素「酸」は基本的に口の中のうがいには使えません。

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診療前にうがいをしていただく

その一方、次亜水といわれるPOICウォーターについてはうがいに使用することができるので、当院では、治療の最中に飛び散る飛沫(エアロゾル)による院内感染防止のため、診療の前に患者様にはPOICウォーターを用いてうがいをしていただいております。

 

ビタミンCによるウィルス対策

 

ビタミンCが中国から注文増加で売り切れ状態に

”今月3日、韓国でロッテeコマースが運営するロッテドットコムは、「高麗仁丹ビタミンC 1000(600錠)」に注文が殺到して一時品切れになり「予約販売」を始めた。この物量は8日ぶりとなる11日午前に在庫が確保されてようやく一般販売に変わったが、即日完売した。ロッテドットコム関係者は「商品を出した当日にすべて売れた」とし「180錠の製品だけが正常配送が可能で、残りはすべて臨時品切れ状態」といった。中国武漢で発生した新型コロナウイルス感染症事態によって健康機能食品に対する関心が高まり、その代表食品であるビタミンCの需要が急増している。オープンマーケットTMON(ティーモン)では2月1~10日、ビタミンC製品群の売上が前年の同期間に比べて416%増えたほか、ウィメプやGマーケットなどのECサイトでも同期間それぞれ222%、64%の増加率を示した。マスクのように、中国からビタミンCの注文問い合わせが殺到している点も特徴だ。最近、中国国営の中国中央電視台(CCTV)ニュースで「野菜やビタミンCなどを食べて免疫力を強化すれば新型コロナのようなウイルスを十分に防ぐことができる」という専門家のインタビューが放映されたことを受けてだ。香港では保健当局が消毒用アルコールやビタミンCを配布したという外信報道が出たりもした。”

                引用元:ロイター 2020.2.13 配信記事

 

治療法が確立されていない病気に対して、「体の抵抗力を上げる」「免疫力を高める」という対策が取られることは多いかと思います。

 

バランスの良い食事と水分補給ということになるかと思います。

しかしながら、バランスの良い食事が現代において結構難しいです。

 

外食主体では糖質偏重食になることも往々にしてあり、動物性脂肪の摂取について私は、適度にグラスフェッドなどの良質な動物の肉を食べるのは良いと考えております。

自分で食べるものを選択できる時代の中、適度というのが簡単ではなく動物性脂肪摂取後の依存度が示唆された研究もあります。

私自身、過剰に動物性たんぱくや脂肪を取り過ぎてしまったなと感じることが私自身にも多々あります。(背脂が多く入ったラーメンなどです。たまには良いと思うのですが・・・。)

 

結果的に、野菜の摂取量の減少や、多種多様な食材を摂取することがむずかしくなることもあるのではないでしょうか。 

 

 「バランスの良い食事」があいまいな表現になりますが、そもそもバランスの良い食事中に含まれるビタミンC、ビタミンDなどの免疫を整える栄養素が十分に含まれているかどうかも時代の流れと共に変化があります。

 

野菜に含まれているビタミンCやミネラルの減少

 

野菜に含まれるビタミンCやミネラル(鉄分、マグネシウム、ケイ素など)は日本だけに限らず減少傾向です。

 

日本では、1950年から2005年を比較するとほうれん草に含まれるビタミンCなどが半分程度に減少していることが示されているデータもあります。 

 

日本は雨が多い国なので、土壌からミネラルが流れやすいのではないかという考察もあるそうですが、ケイ素やマグネシウムについては世界的にみても減少傾向にあるそうです。

 

火山の問題なのか、石油石炭などの火力を用いる人為的な活動が影響しているのか、考え始めたら一筋縄ではいかない問題なのかもしれません。

 

一方で、時代がうつりゆくたびに「新型」と名の付くウィルスが登場する中、人間は自分で自分の身を守るための「栄養」というものの摂取源が貧弱になりつつあるのは懸念すべき点だと思います。

 

やはり、安全で効率が良い形で、ビタミンやミネラルを摂取していくことが推奨されるのではないかと考えています。

 

水分をたくさん取ることもとても大事です。

しかしながら、毎日のように製品化された経口補水液などを飲み続けることが必ずしも健康に効果的とは限りません。緊急時は良いと思いますが、毎日のように常飲するとリンの添加バランス・果糖ブドウ糖液糖などの糖類の摂取量などの関係から、ビタミン・ミネラルバランスが崩れ、エネルギー代謝に影響を与えたり倦怠感がでることもあるようです。

 

また、あいまいな表現になりますが、いわゆる「安全で良い水」を摂取することが大切でしょう。

マグネシウムなどは水と一緒に吸収されることが知られているため、ミネラルバランスのよい水をしっかり補給することも大前提として大事です。 

 

 

自分が主に取り入れているビタミンC(点滴とリポソーマル加工ビタミンC)

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 最近では、リポソーマル加工といって、ヒトの細胞膜と同じ素材でビタミンCなどをコーティングした加工技術が発達しています。

 

リン脂質といって、ヒトの細胞膜と同じ素材でコーティングしているので、摂取した瞬間、口腔粘膜から吸収され、飲み込んだ後もサイズや素材の関係で、腸管のリンパ管へ吸収されます。

 

その結果、一般的なサプリメントよりも効率よく吸収されます。

 

「飲む点滴」と表現されるほど吸収がよいので、手軽に数グラムのビタミンCを摂取したい場合には有効です。

 

 

点滴については、10g以上のビタミンCを血管から注入することができるので、よりビタミンCの効果を得たい場合に有効です。

 

特に、風邪をひいたり、ウィルス性疾患にかかっているときなどは体のビタミンCの需要が高まっているといわれていますので、健常時よりも高濃度に摂取しても問題がないと考えられています。

 

 常時体に気を使っていてもなかなか風邪をひきやすかったりする方は、そもそもの栄養バランスの中で欠乏しているものがあったり、その結果抵抗力が落ちているかもしれません。

 

 

 

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「ヒトは口から美しくなる、長く幸福な人生を支援する」
手塚 充樹 
Mitsuki Tezuka
歯科医師 博士(歯学)
D.M.D. Ph.D.

ヘルシーライフデンタルクリニック 院長

 

healthylife-dental.com